日本芸能界の王様に君臨しているといっても過言ではない、言わずと知れたジャニーズ事務所。
多くの男性アイドルたちを抱え、音楽、テレビ、舞台とシーンを選ばず幅広く活動しています。
世の女性たちを惹きつけてやまないジャニーズアイドルたちの、その取り分やいかに。
嬉々として語られないジャニーズタレントそれぞれの年収について見ていきたいと思います。
歩合制?給料制?ジャニーズの知られざる給料事情
「一度に多額のギャラを手にすると仕事で手を抜いたり、独立を考えるようになるためギャラを小分けにして与えるようにしている」
これはジャニーズ事務所の社長、ジャニーさんの言葉。
つまり、一部の例外を除いてジャニーズ事務所は給料制で報酬を支払っているのです。
確かに知名度が上がって人気が出たところでそのタレントに独立されたら、事務所としてはたまったものではないですよね。
そもそもその人気を構築できたのは、仕事を振り分けてくれる事務所のおかげであるのですから。
仕事で手を抜かないようにするというのも面白いですね。
人間はつい楽をしてしまいたくなる生き物です。
根本の心理を突いているのではないでしょうか。
そのような理由で給料制を採用しているジャニーズ事務所。
個々の仕事によって多少の上下はあるものの、グループごとにほぼ一定の数値で支払いが行われている模様。
たくさん仕事が舞い込む人気タレントは辛いかもしれませんが、人気が無くても食いっぱぐれがないという安心感もありますね。
さらに給料は年功序列となっており、長く事務所に所属しているほど給料が上がるシステムのようです。
さて、先ほど「一部の例外を除いて」ジャニーズ事務所は給料制であると書きました。
つまり一部の例外タレントは給料制ではなく、歩合制で報酬を得ているということです。
その例外とは、『SMAP』、さらに『KinKi Kids』も歩合制であるようです。
その理由はジャニーズ事務所内の派閥関係によるものであると言われます。
あまり具体的な話は外部には漏れてこないので詳しくはわかりませんが。
とにかくまあこの二グループは人気も高く、支払いも歩合制であることから、かなり高い給料を得ていることがうかがえますね。
1位はなんとあの人!ジャニーズの年収
ジャニーズのタレントたちがどのくらいの年収を得ているのか、ある程度具体的な数値を示して見ていきたいと思います。
先ほど書いたようにジャニーズはほぼ年功序列の給料制であることから、グループ内のメンバー同士でそれほど大きく給料に差が出ることはありません。
そのためグループごとの推定平均年収として見ていきたいと思います。
TOKIO ⇒ 約6000万円
V6 ⇒ 約5000万円
嵐 ⇒ 約3500万円
タッキー&翼 ⇒ 約3000万円
関ジャニ∞ ⇒ 約2500万円
KAT-TUN ⇒ 約2000万円
NEWS ⇒ 約1700万円
Kis-My-Ft2 ⇒ 約1300万円
Hey!Say!JUMP ⇒ 約800万円
Sexy Zone ⇒ 約400万円
どうでしょうか?
やはり給料制であるからか、思ったよりもらっていないように感じますね。
とくに活躍の目覚ましい嵐などは、歩合制であるほうが確実に稼げることでしょう。
グループ内でも個人ごとに多少の差はありますが、基本的に上のような額になっているみたいです。
さて、上に出てこなかった歩合制で給料をもらっているSMAPとKinki Kidsはいかほどなのでしょう。
こちらは歩合制であることから、個人によってもかなり額にばらつきがあるので、個人ごとの額で見ていきましょう。
中居正広 ⇒ 約6億4000万円
木村拓哉 ⇒ 約2億7000万円
草彅剛 ⇒ 約2億7000万円
堂本光一 ⇒ 約1億5000万円
堂本剛 ⇒ 約1億3000万円
稲垣吾郎 ⇒ 約1億3000万円
香取慎吾 ⇒ 約8600万円
な、中居さんが飛び抜けて高い数値ですね。
さすが多くの番組でMCを務めてらっしゃる名司会者です。
一説には中居さんの司会のギャラは1本あたり200万円以上と言われています。
ジャニーズのナンバー1高所得者は、SMAPの中居正広さんでした。
と、思いきや、実は中居さんよりさらに高い給料を得ている人間がいるのです。
それは誰でしょうか?
その人はもちろん、この人なくしてジャニーズは語れない、『ジャニー喜多川社長』その人です。
ジャニーさんの推定年収は、なんと9億円!すごい!
やっぱりジャニーズ事務所は、ジャニーさんの事務所であるというわけですね。
解散した元SMAPについて
ご承知の通り、SMAPは2016年年末をもって解散する運びとなりました。
今回紹介したデータは5人のSMAP解散前の推定年収となっています。
SMAPが解散した理由は、あくまで一説ですが、歩合制で多額の給料を得るSMAPの取り分を減らすため、事務所側が意図的に仕向けたものであるというものがあります。
他のジャニーズグループに比べて破格な報酬を得ているSMAPに対し、事務所の経営陣たちが面白く思っていなかったのかもしれません。
ジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの現在ですが、ジャニーズ所属時代よりも高い報酬を得られているという話が聞かれます。
それぞれレギュラーとして出演を続けているテレビ番組のギャラは、稲垣さんと草彅さんが1本60万円、香取さんが1本200万円と言われています。
また、独立組3人が新たに立ち上げたファンクラブ『新しい地図』は、入会金1000円、年会費4500円で、既に12万人に迫る勢いです。
YouTubeなどのネットを介したコンテンツも注目されていますね。
ここに至り、ジャニーズ事務所は惜しい人材を手放してしまった感は否めません。
まとめ
以上ジャニーズの年収について見てきました。
華やかなイメージのジャニーズですが、給料は基本的に年功序列であり、長い期間をかけてコツコツと実績を積み上げていくものなんだなあという印象です。
やはり日頃からの努力が大切なんですね。
もちろん夢もあります。
今からでも遅くない(?)、あなたもジャニーズ事務所の門戸を叩いてみては?